ブラジル人アーティスト、Vik Muniz

昨日、松本(長野)に行ってきました。
Webで使いたい素材があり、あがたの森に入って撮影してきました。
そして、松本市美術館で催されている『ポップ・アート 1960’s → 2000’s』を鑑賞してきました。
Andy Warholから始まり、Roy Lichtenstein, Edward Rusche, Lisa Ruyter, Jean-Michel Basquiat, Keith Haringなどなど豪華絢爛!
全く出し惜しみなし、教科書通りのポップアートが拝めましたが、なかでも気に入ったのがブラジル人アーティスト、Vik Munizの作品群。
サンパウロ生まれの彼の作品はとてもユニークだ。
マネの「オランピア」、モネの「積みわら」、ウォーホルの「ジャッキー」、どこかで見たことのある名画の写真、しかしよく見ると絵ではなく別の物だ。マネはチョコレートシロップで形が描かれ、モネはマンセルの色見本帳が貼りあわされ、ウォーホルはケチャップで描かれているのだ。体操の妖精コマネチの写真はインクの水溜りでできている。
ブラジル人ということもあり、サッカー界にも貢献している。
FIFA創立100周年を記念して行われた、「ペレが選ぶ歴代の名プレーヤー100人」にあわせて制作されたFIFA公認アート作品「FIFA100」の中から、「ペレ」「ロナウド」「ロベカル」「ラウール」「フィーゴ」「ジーコ」などをチョコレートシロップで描いている。
これから夏休み、長野に涼みにいく予定の方は是非とも松本を訪れてみてください。
 『ポップ・アート 1960’s → 2000’s』
 松本市美術館
 2008 6/28〜8/17

 Where to check out : http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p3/p3-html/p3-kikaku02.html